アンテナ工事(前編) ルーフタワーを設置します

クマデン

2018年12月15日 09:19

今回はアンテナ設置工事の様子をご紹介します。
前回、前々回のブログで準備したルーフタワーとアンテナを
いよいよ設置します。

長いので前編と後編に分けています。


アンテナおよびルーフタワーの構成は以下の通り
CR30 3mのルーフタワー
M1マスト 3mのマスト
X200 144/430MHz 2段GPアンテナ
730V-1 4バンドV型ダイポール
デベグラスワイヤー 5Φ20m

ルーフタワーCR30にM1マストを差して
マストの一番上にGPアンテナX200を立て
マストの中間地点にV型ダイポール730V-1を立てます。

ルーフタワーは支線(デベグラスワイヤー)を張って支えます。

■手順1.支線を張るアンカー位置を決めます



支線ルーフタワーから4方向に張ります。
ルーフタワーを中心に、4方向のワイヤーが
等間隔・等距離になるとバランスもよく理想的です。
家の屋根の形によっては、
アンカーを打つ場所が限られる場合もあります。
じっくり観察して、最適なアンカー位置を決めます。



■手順2.支線を準備します






支線には丈夫で錆びないデベグラスワイヤーを使います。
支線の端には、アンカーとターンバックルを引っ掛けるために
輪っかを作っておきます。


ターンバックルはこれ

輪っかはシンブルとワイヤークリップで作っています


シンブルはこれ


ワイヤクリップです


伸ばしてよれ・ねじれを取っておきます。


■手順3.ルーフタワーを屋根に上げます


ルーフタワーにマストを差してから屋根に上げます。


無事屋根の上に立ち上がりました。
アンテナは屋根の上に別途運んでから設置します。
その方がルーフタワーが倒れる危険性が少ないのです。

■手順4.支線を張ります

ルーフタワーを支線で支えます。


支線を張っていない状態のルーフタワーは
バランスが崩れると倒れる危険性があります。
なので両側から2人同時に登って
バランスを崩さないように作業しています。


ルーフタワー側にはターンバックルを
「シャックル」でつなぎます。


シャックルです。下の棒がネジになっています。

アンカー側は先程の輪っかをそのまま引っ掛けます。


風などでルーフタワーがきしむと、
少しずつターンバックルのねじが回って
支線が緩むことがあります。
余った支線を使って
ターンバックルの緩み防止をしておきます。


これからいよいよアンテナを上げますが…
続きは後編でご紹介します。

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